昨日の写真の芯金(金具)にウレタン注型を施します。
まず、この場合本数が35本ご注文で頂いたので、以前にもご紹介した
有り合せの金型にてウレタン注型を行います。
又、この芯金(金具)の面長が50L(longness→長さ)なので、芯金(金具)を
立てて、ウレタンの原材料を上から注型致します。
この面長(言い換えればウレタンの働きの長さ)が、又色々問題有るんですね。
この長さ(50L)位なら、熱盤から一番上の注型口(金具の一番上)まで距離が
少ないので、熱盤からの熱伝導の比が熱盤の近くの金型の底側と
ウレタンの注型口側がそんなに変らない。故にウレタンの硬化時間(キャスタブルウレタンが
ウレタンゴムになる時間、液状から固形になる時間)が変らないので変な反応を起こしたりは
しません。こういう化合物を扱ってるとこういう所が一番神経を使います。
例えば、芯金(金具)の長さが150Lを超えてしまうと、明らかに金型の底側のウレタンと
注型口側のウレタンの硬化時間が違いますので、真ん中辺り(75L付近)のウレタンが
おかしい事になります。本当に変な風に固まっていきますよ。
そういう風に成らない為に、芯金(金具)の面長が長い場合は色々と工夫して
ウレタン注型を行っています。
少しややこしい(説明が下手で)書き方してすいません。
ご清聴有難うございました。
新しいホームページ立ち上げましたこちらです・・・・
立成化学のホームページはこちら・・・・
3S活動ブログはこちら・・・・