当社は、液状注型ウレタンゴム加工の立成化学工業所です。
その液状注型ウレタンゴムにとって一番の大敵は
湿度と言っても間違いないと思います。
特に、梅雨時期から真夏に掛けては非常に気を遣います。
まず、撹拌室。
撹拌とは注型する為のウレタンゴムの原料と硬化剤を簡単に
言わして頂くと、混ぜる事です。
撹拌する場合も少しの水分が入ってしまうと沸く(炭酸ガスが発生する)
ので、湿度を一定に保ち、原料に対しても優しくですが、
勿論、撹拌作業をしている社員さんにも優しくしております。
今朝は、湿度50%以下でしたので撹拌室の
クーラーは朝一ではスイッチオンしませんでした。
次は、ブラスト・接着剤処理室です。
ブラスト処理・接着処理にも大いに湿度が関係して
来ます。湿度が高いと上手く接着剤が金具に載らない
時が有ります。水分が金具に膜を張り、接着剤が
その上に載ってしまうので接着剤の意味を成さなくなり
接着阻害の原因になる恐れが有ります。
湿度50%を超えると接着剤処理を中止にしております。
故に、ブラスト・接着剤処理の部屋でも湿度を
事細かくチェックしております。
他の部屋にも水平展開しております。
そういう意識を全社員さんに持って貰う為に
どの部屋にも湿度計を置いております。
最後に私が神戸で常時いる部屋。
私がいる部屋には湿度計が有りません。
暑い中湿度が高い中で、頑張らんかい!!と
社長が涼しい快適な部屋に居てどないすんねん!!
っという気持ちで頑張っております。
今年の夏も扇風機一台で何とか乗り切れました。
夏生まれなので私は大丈夫です。
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