ウレタンゴム加工にとっては、加硫というモノが非常に
大切に成ってきます。
所謂、熟成という作業ですね。
その熟成がしっかりしないと、例え、ウレタンゴムの
恰好をして
いても、ウレタンゴムの物性は満たしてないと言えます。
恰好は良いけど、中身はね。。。という感じです。
この加硫炉を実は、昔は、原料の加温と製品の熟成と
一緒の炉で実行していました。
実は、それには無理が有りました。
ウレタンゴムの原材料の最適な加温の温度は〇〇度
それに引き換え、ウレタンゴム成型品の最適な加硫温度は
〇〇度。明らかに開きが有りました。
それ故、自社でウレタンゴム成型品を研削・研磨加工をする
にしても
又、仕入先様でウレタンゴム成型品を研削、研磨するにしても
少しタイムラグが有りました。
仕事がすこし遅れる感じが有りました。
ネットを本格的にする前までは、それでも事足りてたの
ですが
やはりお客様のご要望の納期にもお応えするためには
ウレタンゴムの原材料の加温する炉とウレタンゴム成型品を
加硫する炉とは分ける事にしました。
2006年7月だと思います。
実は、そうする事に拠ってもう一つのメリットが有ります。
それは、ウレタンゴムの原材料の熱履歴を少なく
済ます事にもがりました。
履歴と言ってしまうと回数なので、回数は一緒ですが
高温で加温する事なくウレタンゴムの原材料を溶融出来るので
ウレタンゴムの原材料にとって天敵である熱を加える事が
少しでも抑えられます。
一石二鳥というやつです。
しっかりとした物性が出たウレタンゴム成型品をお客様に
届けられます。
普段はこの位置に有ります
加硫炉を明るく綺麗に見せるために
少し、陽の当たる場所に移動しました。
綺麗な炉なので、そのバックも序に綺麗に整理整頓
恐らく、12年振りの移動なのでバックは汚れていました。
元に戻して、又、加硫炉のスイッチオン!!
いつも良く働いて頂き、誠に有難うございます。
感謝、感謝、感謝したします。
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