ウレタンゴム加工品には、必ず二次加硫が必要です。
それは、一次加硫だけではウレタンゴム加工品の物性が出ないから
です。
樹脂では無く、ゴムでは無く、どうしてウレタンゴムをお客様は
欲しておられるのかを考えると。。。
やはり、耐摩耗性が良い!というのが一番に挙げられる理由だと
思われます。
その耐摩耗性の良さを生み出してるのが、
この二次加硫なんですよ。
一次加硫だけでは、二次元結合しか生み出さないが
二次加硫に移ると、それが三次元結合を生み出すんですよね。
その、三次元結合はとても強い結合力を生み出してるので
ウレタンゴムの物性は強いと言われてる所以です。
これからは、こちらのブログでももう少し化学的な事も
詳しく述べて行きたいと思います。
勿論、皆様が一番気にされている
ウレタンゴムの加水分解について等も。
エーテル系、エステル系の詳しい話などもこのブログにて
投稿していきたいと思います。
2018年12月08日11時点の二次加硫炉
その加硫炉には、必ずウレタンゴム加工品と同じく
テストピースを二次加硫炉に入れます。
で、そのテストピースがお客様の要望したウレタンゴム硬度が
出ているのかを、硬度計で確認いたします。
お客様に来て頂いた時も、丁重にお迎えさせて頂きます。
感謝致します。有難うございます。
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